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碑めぐり
八開診療所

☆八開診療所(はちかいしんりょうじょ)

 平成時代の2004年(平成16)5月に、愛西市江西町宮西43番地の地に新築移転した診療所で、正式名称を「国民健康保険八開診療所」と言います。旧八開村藤ヶ瀬地区は、江戸時代の尾張藩上級武士であり、俳人としても著名な横井也有の知行地で屋敷跡と菩堤寺である西音寺があり、也有の墓も残されてきました。その縁で、診療所新築移転時に、その周辺に、也有の俳句に詠ってある木々等を使った庭園が設けられ、石碑3基とプレート10枚が設置されたのです。

八開診療所外観 八開診療所玄関
横井也有についての案内板 「紅裏の 伊達ある寺の 紅葉哉」
「曲水に 猪口も流るる 椿かな」 「南天や 米こぼしたる 花のはて」
「堂守に まがふ名もあり 凌霄花」 「山守の 持仏のぞけば つつじ哉」
 
「柿一つ 落ちてつぶれて 秋の暮」 「山茶花は 贋で有たと 椿かな」
「露は袖 萩の名にある みそ三とせ」 「夜こそは かそえし恋を 百日紅」
「柊の かさしや門の 角太師」 「口なしの 花ものいわて あつさ哉」
<八開診療所周辺句碑配置図>
①「堂守に まがふ名もあり 凌霄花」(板碑) ②「山守の 持仏のぞけば つつじ哉」(板碑)
③「紅裏の 伊達ある寺の 紅葉哉」(石碑) ④「曲水に 猪口も流るる 椿かな」(石碑)
⑤「柿一つ 落ちてつぶれて 秋の暮」(板碑) ⑥「山茶花は 贋で有たと 椿かな」(板碑)
⑦「露は袖 萩の名にある みそ三とせ」(板碑) ⑧「南天や 米こぼしたる 花のはて」(石碑)
⑨「夜こそは かそえし恋を 百日紅」(板碑) ⑩「柊の かさしや門の 角太師」(板碑)
⑪「口なしの 花ものいわて あつさ哉」(板碑) ⑫「いかに訪ひし 立枝も見えぬ 梅もとき」(板碑)
⑬「茶の花や 是から寺の 畑境」(板碑)

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